About us

Our message

20世紀は科学技術の進歩が社会や人々の生活を豊かにし、21世紀は豊かな自然と安全な食料の確保によって、人間が本当の豊かさと幸せを追及する時代といわれています。しかし、その一方で農業全般を取り巻く情勢は安価な輸入農産物の氾濫、或は流通メカニズムの変貌などによって、経営基盤や販売力の弱い農家にとって、経営環境はますます厳しい方向に向かっていると言わざるを得ません。
地球規模では増え続ける人口に対して食料不足が叫ばれていながら農産物の価格が世界的に低迷しているという矛盾は、今や日本をはじめ世界の農産物マーケットが、容赦ない市場主義万能の洗礼を受ける仕組みに変化していることを物語っていると同時に、人の命や健康を保障する食糧、農業が市場原理だけで動いてしまってよいのかという問題提起でもあるように思います。
言うまでもなく、食料は自給が原則、そして、農業はその地域の地形や気象といった自然環境と、そこに暮らす人々の歴史や文化と密接に結びついています。
従って、それぞれの環境条件の違いによって経済効率や競争力に格差があることは極めて当然のこと。しかし、農業には経済性の追求とは別に“食は命”という何物にも変え難い意義と崇高な理念があります。産業の中で唯一農業だけがカルチャーと呼ばれているゆえんはその本質にあるような気がします。
人が豊かに幸せに暮らしていくためにはまず農業、農村が、そして何よりも自然が豊かでなければなりません。21世紀にはその為のコストやシステムを、社会やここに暮らす人たちみんなで担うことの大切さにこだわる時代であって欲しいと思います。
ところで、私たちがこだわる原木しいたけも農業、農村そして自然が豊かでなければ産業として成り立ちません。その意味からも私たちはあくまでも本物の『木の子』にこだわって、これからも原木しいたけの種菌と栽培技術をさらに進化させ、原木しいたけのこだわりをより大きな付加価値にするため全力を傾けていく所存です。

代表取締役

Company profile

富士種菌は創業以来独自技術でシイタケをはじめ、様々な食用キノコの高速栽培が実現できる高性能で品質の安定した種菌をキノコ生産者に提供し続けています。
また、よりよい生産と高品質なキノコを一年中安定的に収穫できるように、弊社では栽培者一人一人の条件に沿った栽培技術指導を行うと共に、セミナー、ワークショップなども定期的に開催して最新の技術情報や有益な経営情報などをいち早く栽培の皆さんに提供しています。
その他、キノコ産業振興支援の一環として、キノコの栄養成分や健康機能に役立つ成分などの研究、更にはキノコの消費拡大、販売促進のためのデモンストレーション等の活動にも積極的に取り組んでいます。

  • 商号
    • 株式会社 富士種菌
  • 設立
    • 昭和57年9月7日
  • 代表取締役
    • 相場 幸敏
  • 所在地
    • 山梨県南アルプス市有野499-1
  • TEL / FAX
    • 055-285-3111 / 055-285-3114
  • 事業所
    • 本社
      工場山梨県南アルプス市有野499-1
    • 北海道営業所
      北海道白老郡白老町竹浦198-330
    • 秋田営業所
      秋田県仙北郡角館町西長野字鬼壁102
    • 宮城植菌センター
      宮城県石巻市鹿ノ又字山下東
    • 直営農場
      山梨県北杜市白州町大坊359
  • 営業案内
    • 食用きのこ種菌の製造・販売
    • 食用きのこ品種の研究・開発
    • 栽培技術セミナーの開催
    • 巡回指導サービス
    • 栽培用機材.資材の販売
    • 保健用きのこの販売

Philosophy

私たちは、一人でも多くの栽培者の暮らしと経営に貢献できるよう
企業努力を続けることが種菌メーカーの責務と考えています。
そのことが、日本の食と農と里山を守ることにもつながるものと信じ、
キノコの可能性を未来に大きく広げるために挑戦し続けます。